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最終更新:2008.11.04
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慰謝料について
ワイドショーで芸能人のリコンが話題になると、かならずでてくるのが「イシャリョウは?」というひとこと。それほど「離婚」と「慰謝料」はセットで考えられているようです。
では、「慰謝料」ってぐたいてきにはどういうものなのでしょうか。そして、どうやって離婚相手から手に入れたらよいのでしょうか。
精神的慰謝料と扶養的慰謝料
たいていの場合、慰謝料といえば「離婚の原因を作った側」が相手に支払うお金や資産(不動産など)のことをいいます。そのため、精神的にキズをつけたことをわびる気持ちがお金や資産にあらわれるといってもよいほどです。
ですので、こういう「つぐない」のイミの慰謝料を「精神的な慰謝料」といったりします。
一方で、どちらが悪いといえない離婚でも慰謝料が支払われるケースがあります。特に奥さんが専業主婦や働いていても収入のすくないパートタイマーだったり、子供が小さい、病気の家族を介護しているなど、離婚しても経済的にすぐ自立できにくいようなときには、正社員ではたらいている元夫が支払う必要もでてくるでしょう。これを「扶養的慰謝料」といったります。
ですので、とくに相手が悪いわけではないばあいでも離婚後の生活費が不安なかたは「ダメもと」で要求してみてはどうでしょうか。
なお夫婦でつくりあげた貯金や不動産などの財産を分け合う「財産分与」と「慰謝料」は、基本的にはぜんぜんちがうものなのですが、調停や審判などでは財産分与に慰謝料をふくめて支払うよう取り決めることもあるようです。また、実際には「離婚解決金」という名目になることも多いようです。
(●財産分与については下記のページでもすこし書いていますので、よければ参考にしてください。
「熟年離婚と年金」のページ >>> 「夫婦財産契約」のページ >>> )
不倫相手からも、もらえる
あまり知られていないようですが、配偶者の浮気相手にも慰謝料は請求できます。
しかもこの慰謝料は、パートナーと離婚するつもりがなくても請求することができるのです。ようするにあいては「夫を寝とった泥棒オンナ」「妻をよこどりしようとした間男」なのですから犯した罪に対してバツをあたえる!というイミでもあるのです。ですので、離婚せず夫婦円満に「雨ふって地カタマルでシアワセになった」としても請求する権利はあるということです。
浮気相手に請求することで、場合によっては浮気をしたダンナさんにおきゅうをすえる効果もあるみたいですよ。
慰謝料をもらうには
精神的慰謝料のばあい
「浮気をされた・・・だから離婚する!・・・だから慰謝料をよこせ!」
というばあいには、相手がほんとうに浮気をしたのかどうか、どのていどの浮気をしていたのか、などによってほんとうにもらえるのか、金額はどれぐらいになるのか、がちがってきます。
単なる思いこみで
「きっと浮気しているハズ!だから離婚!・・・だから慰謝料よこせ!」
というのでは相手側がまともに話し合いに応じないこともあるため確かな証拠を集めた方が有利です。そういったことに関しては、エンジェルエージェンシーは得意分野ですからいつでもお気軽にご相談ください。
「夫になぐられた」
「しんせきとのトラブルでウツ病になった・・・だから離婚する!」
などのばあいも同じで、病院での診断書やトラブルのぐたいてきな証拠や証言、いきさつなどが有利な判断材料となることが多いでしょう。
これは調停や審判の時だけでなく、親を交えた話し合いの時でも同じでしょう。
なお、相手が暴力をふるうような場合には2人だけの話し合いはできるかぎりさけましょう。
扶養的慰謝料の場合
こちらの場合には、さらに話し合いを有利にするテクニックが必要です。
なぜなら相手は「自分は悪くない。」と考えているのですから、よほど優しくて親切な人でないかぎり、離婚する相手にそうそうかんたんにお金を出したがらないものでしょうから。
ですので、ただ「生活が苦しくなるから」とか「子供が小さいから仕事はムリ」などというのではなく、家計簿を見せながら具体的にどういう努力をしたけどダメで、どういう収入と支出のアンバランスがあるのだ、と根拠を示しながらお願いすると少しは効果的でしょう。
慰謝料の請求方法
1.話し合い
話し合いですんなり慰謝料がとれたら最高です。
でもなかなか、そうはいきません。
それでもやはり一番最初は、相手に対して「話し合ってほしい」とうったえる必要があります。
そうでないと、相手に何も話をしていないのにいきなり調停をかけると自分が不利になる時もあるのです。
(ただし暴力をふるうなど、特別なばあいはちがってきます。)
なお話し合いはできるかぎり親や仲人など第3者をまじえておこなった方が後々「言った」「言わない」にならないなど、何かと良いでしょう。話し合った内容を記録しておくことも重要です。
2.内容証明郵便
相手と別居している、相手が勝手に出て行った、などのばあいには「内容証明郵便」をつかって慰謝料を請求する方法があります。相手の住所がわからないときには、勤務先に送ることもできます。
じっさいには、内容証明で慰謝料を請求されたからといってすぐに支払ってくれるパートナーは少ないのですが、「宣戦布告」としてはとても効果的なのと、あとあと調停や審判になったときに周囲にたいして「慰謝料をもらう努力をした」とアピールできます。(状況によっては不利になるばあいも、残念ながらありますが。。。)
3.専門家を通して
弁護士や司法書士、行政書士など、身近に専門家がいるばあいには、まかせてしまうのもひとつの方法です。
ただし専門家に支払う費用もそこそこひつようになってきますので、その費用については前もってしらべておきましょう。
ちなみに、このページに書いたのは「請求できる」ということについて、ですが「請求できる」からといって「かならずもらえる」わけではありません。いくらコチラが請求したところで、相手が「イヤだ、支払わない」と拒否すれば骨折りゾンになってしまいますから、おなじ請求をするなら専門家を通したり、下にあるような「調停」や「審判」を通したりし、確実な方法で「支払ってもらえるように」やってみましょう。
なお、弁護士のえらび方については、「弁護士のえらび方ページ」をごらんください。お金がない方やふあんな方のための公的サービス「法テラス(日本司法支援センター)」へのリンクもあります。
4.調停・審判
よくドラマなどをみていると「離婚だ!裁判する!」とやっていますが、じっさいには「調停」からはじめることになります。
調停が不調におわったら、つぎは審判、というかたちになります。
調停や審判については、また別のコーナーでくわしく書きますね。
注意点
離婚の前、公的文書に
一番大事なことは、慰謝料については離婚届けをだすまえに取り決めをしておく必要がある、ということです。
また、取り決めをしたばあいにはできるかぎり公的な文書にしておいたほうが安心です。(公正証書や調停調書など)
そうでないといくら口約束をしても、相手が支払ってくれなければどうしようもないものです。
こちらについても別のコーナーで後日くわしく情報をアップいたします。
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